石垣島・伝統工芸を支える技術|ミンサー織り機と「スクイ」の製作事例

八重山の人々の想いを紡いできた「ミンサー織」。その繊細な手仕事を支えるのは、実は木製の道具たちです。今回、宮良木工所では、ミンサー織りの「織り機」と、紡いだ糸を収める「スクイ」の製作をさせていただきました。

目次

伝統の道具「スクイ」の復元

「スクイ」は、紡いだ糸を大切に守り、織りへと繋ぐ重要な道具です。既存の道具を参考に、職人の手でひとつひとつ製作しました。木目を合わせて木の自然な質感と、糸を傷つけない滑らかな仕上げにこだわっています。

石垣島産木材のセンダンを使い、ポイントで黒木を。
今は綺麗な木目のセンダンが島にはほぼ無く、貴重な3台を製作しました。

島を守り、文化を創る木工技術

こちらは、石垣島のミンサー織の織り機。
貴重な織物文化を支える道具。織り機は、常に一定の張力がかかるため、堅牢さと精密さが求められます。良いものを長くという想いを込め、単なる道具ではなく、次の世代へ受け継がれる資産として組み上げました。

一台一台、丁寧に職人が作り上げています。

織子さんが使いやすいように従来の形に少し手を加え
座面は調整でき座りやすいように。手や織物が触れる部分は、丁寧に仕上げ、部屋においても可愛く機能性とデザインを考えて製作しました。

最後に

私たちは、ただ木を製材し加工してるのではありません。島の記憶と誇りを、カタチにして残すのが宮良木工所の役割だと考えています。

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