石垣島で2月に行われた産業まつりに初出店。

初めて出店した産業まつりのことを書こう書こうと思ってはいたものの、なかなかPCに向かえる時間もなく
気が付けば7月。なんだか2月が遠い昔のよう。多忙ゆえに記憶が曖昧な部分もありますが頭の整理をしがてら書いてみたいと思います。

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石垣島 産業まつりに初出店

宮良木工所は普段は内部大工等の仕事をしているので、今回、産業まつり初出店に際し、私たち初めての小物作りをしました。

島材と呼ばれている『ヤラブ』『琉球松』『センダン』や島で偶然育っていたマホガニーと現場で出た端材を組み合わせた寄木カッティングボードや箸立て、プランタースタンドなどを製作しました。

慣れない工程に作業は深夜まで及ぶことも。まつり当日は待ってはくれません。眠い時もありましたが、それでも一つ一つ手作業で作り上げていきます。

産業まつり当日は寒空の下、開催されました。
石垣島らしくない空ですが、島の冬場って雨季と言われるくらい雨続きで意外と天気悪い日の方が多いです。なので雨が降らないだけまだ良いかな。寒いけど。

私たち、宮良木工所のブースはこんな感じでした。

琉球松とマホガニーのカッティングボード(中央)

写真以外では、檜のカンナ屑を麻袋に詰めたサシェ、台湾ヒノキの丸型まな板、ヤラブの丸太もありました。
2日目だけにお試し販売した黒木のジーファ(かんざし)も好評で、しっかりと髪をまとめられるジーファを探していたというお声も多く、島の文化に根付いている装飾品も後世に残すという意味で、若い世代が製作していかなければなと感じました。

黒木のジーファ(かんざし)

実際に手で触ったり見たりして頂くことで島材の良さが少しでも伝わればいいなと思って参加を決意した産業まつり。
悪天候でお足元が悪いにも関わらず会場に足を運んでくださり、宮良木工所のブースにお立ち寄り下さった皆様、商工会や関係者の皆様、ありがとうございました。

普段、職人として仕事をしているためお客様との対面販売は初めてのこと。製作したものに対するリアルなお声を色々と聞けて、とても実り多い2日間でした。

今回は、産業まつりのためだけに製作したので、ショップがある訳でもなく、店頭販売もしていませんが
準備が整い次第、ネットショップを開設したいと考えています。

いつか、島材の良さや温かみ、職人が一つ一つ手作りしている1点ものの製作物の美しさや自分の為だけに造られたモノを手にする喜びを、より多くの方々にお届けしていきたいです。

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